感染と変異

 社内持ち回りで風邪をひいています。
 一度にひかずに順番にひいているのですが、症状が徐々に変化していることに気がつきました。
 始めは「のどの痛みと咳」、次は「全身の倦怠感」、「熱のみ」、「熱とのどの痛み」。
 すべて別の風邪菌なのか、はたまた媒体を経て変異しているのか。
 肝心なのは僕ももう一度風邪をひかなければならないのかということです。
 御免被りたい、そう思っているときほど御免されるものです。


 あったかくして寝ましょう。

信じる心など

 悪徳セールスを待ち続けたお休みでした。
 結局現れないし。なんなのもう。
 お互いになんの得も産まない無駄な時間を浪費しただけじゃないですか。
 しかもこっちは一方的に奪われたんですよ。
 文句の一つも言ってやりたいです。


 でも本当に来たらそれはそれで面倒だから来なくていいです。
 どこか知らないところで誰にも迷惑をかけない形で生命活動を停止させればいい、そう心の底から願います。

マンション買いませんか?

 悪徳セールスと目下格闘中の小石です。
 火曜の祝日にインターフォンに起されてドアを開けたら、そこが地獄の扉でした。
 僕はマンションを買うための知識を身につけなければならないらしいです。
 MUSTなのだとか。
 have to なのだとか。
 お断りしたら「断られる筋合いがない」だそうです。
 筋合い、筋合いかー。


 僕には借金があります。
 奨学金とはいえ、借金が300万もあるのでとてもマンションを買うローンが組めるわけがありません。
 年収も額面で200万ちょいです。
 だからと言って、
 「あんたさ、はっきり言って買えるわけないよ?」
 とかキレられる理由にはならないと思います。
 しかも何でキレられてるのに帰ってくれないのかはてさて。
 


 彼らはどうしても僕の源泉徴収をみたいらしいです。
 そして会社名を知りたいらしいです。
 なぜ会社名を知りたいのかと尋ねると
 「あ? もしかして働いてないんじゃないの? 働いてないんじゃないの?」
 大事なことなので2回言われました。


 曰く、1円単位で紹介できる物件が変わるとのこと。
 1円年収が低ければ、今後40年働いたとして40円も差がでますものね。
 とても大事なことです。
 だから年収を把握できる源泉徴収ははずせません。


 「私らのことが信用できないんですか?」
 とのたまうので、信用できませんよと答えると、おもむろに財布をとりだしました。
 ここまで1時間戦ってきて、ようやく名刺がもらえるのかと思ったら出てきたのはキャッシュカードでした。
 「ほら、私の名前ですよ。別に名前知られること恥ずかしいと思いませんよ? ほらこっちも同じ名前でしょ?」
 キャッシュカードの名前が全部同じだと何かいいことあるんですか?
 誰か教えてください。
 あと、僕は彼の名前をまだ伺っておりません。本当に(ry


 他にも色々と
 ・こうして話している時間が無駄だ。こんなに時間を使わせて悪いと思わないのか
   → はい。思いません。
 ・なんで名前とか答えているんだ(アンケート用紙みたいのに書き込んでました)あんた聞かれたら答えるのか?
   → はい。聞かれたら答えます。 
 ・もう会う約束を交わしているのに何で今更断るんだ
   → 約束した覚えはありません。気づいたらそちらが時間を書き込んでいました。
 ・じゃあ彼(新人っぽい方)が悪いんですか? 彼が悪いんですか? 彼 が わ る い ん で す か ?
   → はい。彼が悪いと思います。あなたがたを相手にした僕も悪いとは思います。結論としては、半分は彼の責任だと思います。 
 ・彼が悪いんですか?
   → はい。彼が悪いと思います。
 ・彼が悪いんですか?
   → はい。今度お会いするお約束は破棄させていただきます。
 ・じゃあ会社名教えてください
   → お断りします。
 ・あなたマンション買う知識ないですよね。いまどうしてマンションが買い時なのか分かってるんですか?
   → なんか金利が安いとか言ってましたね。どうせ今は買えないのでどうでもいいです。
 ・その程度の知識なんだろ? はっきり言ってねえ、あんたは家なんて買えないよ
   → 存じております。
 ・じゃあ会社名教えてください。
   → お断りします。
 以下延々とループ


 最終的に根負けしてかなりの個人情報を引っこ抜かれてしまいました。
 ガチで反論すると暴力に訴えてきそうな雰囲気でしたのでどうにもできません。
 傷害で訴えることができるって言うけど、痛いのは嫌です。できれば回避したいじゃないですか。
 相手はスーツを着てるのにネクタイ緩めてシャツのボタン外しているような方ですよ。
 怖いじゃないですか。


 でも最後の最後で思わず爆笑しそうになってしまいました。
 あれはわざとなんですかね。
 一字一句違うとは言えないが、こんな会話が交わされました。


 「うちに来て詳しい話をしたいと言っても、土日でなければ余裕はありませんよ」
 「土日は我々だって忙しい、平日にしろ。それくらいはあんた、歩み寄ってもらわないと。木曜と金曜ならどっちがいいですか?」
 「木曜日は忙しいですね。金曜日は空いています」
 「じゃあ電話します。prrrrr あ、もしもし、お客様が金曜日が良いと言っているんですけど(言ってない)あ、ありがとうございます p。あなた、ラッキーですよ。普段は数千人単位を相手に講演しているうちの上司が来てくれるそうです。おめでとうございます」
 「え、そんな偉くて忙しい人が(電話先に名乗りもしない新入社員からの電話を直接うけたうえに、時間帯も、どんな客で、どこに行くのかも聞かずに)こんな借金300万もある人間のところに来るというんですか?」
 「本当にラッキーですよ。それじゃあ、いい物件に出会いましょう(すっと握手を求める)先ほどはきついこと言ってすみませんね。ではまた金曜日に」


 そんなテンプレートな上司の呼び方しなくていいのに。
 笑いを堪えるのと()の中身を言ってしまわないようにするのにえらい苦労をしました。



 というわけで、明日11月26日(金)20:00〜
 我が家にてマンション購入のためのありがたいお話が行われるそうです。
 僕も楽しみに待とうと思います。
 質問事項を紙にまとめておけと命令されたので、
 ・そもそも会社名なんですか?
 ・なんの要件ですか?
 ・お約束した覚えはありませんよ? 強要された覚えならありますが
 ・名刺の一枚も寄こさない営業は首にした方がいいと思いますよ?
 ・お帰りいただけますか?
 こんなメモを書いてみました。
 インターホン越しか、チェーンをかけたドア越しに話そうと思いますんで、何か質問してほしいことがあったら言ってください。
 可能な限り聞いてみます。


 ではまた明日。
 結果をご報告しますね〜

静岡

 疲労コンパイル
 静岡の御殿場アウトレットモールに行ってきました。
 調子に乗って服を買ったのですが、よくよく考えるとこんなの僕が着てもいいんでしょうかって服でした。
 恥ずかしい。
 今猛烈に恥ずかしいです。
 でも高かったので着ない訳にはいきますまい。
 本当に高かった。
 もはや買った時の妙なテンションで一生を過ごす以外に、僕が生きる道はないように思えます。


 たった一着の服に左右された男の数奇な運命。


 なにやら映画化の予感がします。
 そうと決まればこの服を買ったのもあながち失敗ではないようです。
 やることなすこと全てが正解。
 時々自分が怖くなります。

結論パ

 ちまたでは結論パーティーなるものが流行っているらしい。
 ポケモンに最強の組み合わせなどあるはずもなかろうに、と思いきや、なかなかどうして納得せざるを得ないかもしれない。
 結局のところ要注意ポケ対策と、汎用性の高いポケでパーティを組んでいるのだ。
 これは強いはずだ。


 では、結論パ対策パを組んだらどうなるのか。
 結論パは対策パにも対応できるように組んでいるが、完全対策パには流石に手を焼くことになる。
 つまり結論完全対策パが最強なのか?と言えば、そんなことは全くない。


 ポケモンに終わりはない。


 そして僕もまた新しくポケモンを育てることにした。
 あの廃人の日々をもういちど……