晴れていましたが、次第に雲が広がっていきました。まるで人生のようだなと思った晴れのち曇り。

 確信犯的に授業に遅刻してしまいました。明らかに家を出なければいけない時間だったのに、のんびりしていた僕が悪いのです。なぜのんびりしていたかと言うと、若さゆえ、としか言いようがありません。自分でも詳細が分からないことってあると思うんです。
 化学の授業中に先生が怒りました。ずぅっと喋っていたお馬鹿さんについに堪忍袋の口を開けた感じな怒り方でした。ざわついていた教室が、水を打ったように静かになりました。先生の説明は無視して話し続けるくせに、怒声には過敏に反応して黙る。これは面白い! なんて愚かなお馬鹿さん達なんだ! ということで、その後の経過をレポートしていました。経過時間と教室内の様子を事細かに記したレポートです。僕にはおしゃべりできる友達が一人もいないので、唯一冷静な視線で教室を観察することができたのでした。その全てをここで語る気は毛頭ありませんが、激怒られた阿呆は静かになった1分後にはおしゃべりを再開していました。もちろん、教室に響くひそひそとした話し声はそれのみでした。何のために教室にいるのか理解に苦しみます。お喋りするなら他所でやれってんです。別に僕にお喋りする相手がいないから僻んでいる訳ではありません。それはもう断じて違います。


 よつばと6巻を読破。この漫画、かなり良い味出しています。読めば読むほど味が出てくる乾物のような漫画です。決して『萌え』系ではないので、その理由で敬遠している人がいるなら大丈夫ですから読んでみましょう。この漫画のなかには温かさがあります。