腹が立つ、快晴

 試験を受けるため、安全をもって15分早い電車に乗り込もうとホームに行くと、東武東上線人身事故発生中。振り替え輸送だなんだって大騒ぎをしていた。
 このままでは試験に遅れてしまう。止む終えない、川越まで行って八高線を使おう。そう考えていつもとは逆の電車に飛び乗ると、それが次の次の駅に行く途中でストップ。踏み切りの上で立ち往生である。時間は刻一刻と過ぎ去り、試験時間を過ぎて行った。踏切待ちをしていたおばちゃんも、まさか一本の電車が過ぎ去るのに20分もの時間がかかるとは思わなかったであろう。お互い理不尽何かに進路を塞がれた者通し。何かが芽生えそうであったが、残念なことにおばちゃんは僕には気がついてくれなかった。


 試験時間終了時刻に学校に到着し、追試験願いを提出するために学内を4往復くらいさせられた。おかげ様でここのところの運動不足を解消するいい機会となった。ラッキーである。
 それはそれとして、東上線に追試験手数料1000円と、多大な心労を被ったので慰謝料を請求したい。取り合って貰えるだろうか。