出現条件をもっと厳選しないと
- 朝目を覚まします。
- 時計を見て時間を確認します。
- まばたきをします。
- 2時間進んでいますね? →進んでいない場合は3に戻ってください。
- 絶望します。
これは良くある自然現象のひとつ、タイムリープの一種です。
この瞬間時間移動が発生する条件をもっと突き詰めることでタイムマシンの基礎理論が確立できるのではないかと、15世紀中期あたりから研究が続いています。
この研究に夢散っていった若者達は数え切れません。
僕も大学での研究はこれにしようと考えていたのですが、先生の強い反対にあい断念した一人です。
最近では僕のように研究自体させてもらえない人間もいるのです。
しかし、個人的にやる分には問題ないはず。
というわけで今朝も実験に勤しみました。
気がつくと11時近くて、大学に行くのが非常に億劫でした。
なるほど、先生が反対するわけです。
それでも実験をくりかえしてしまうのは、それだけこの研究が魅力的だからでしょう。
明日もきっと研究を頑張ると思います。すごく眠いし。