日本語を全部アルファベット表記にすればいいというアメリカ人

 日本語は平仮名、片仮名、漢字と3種類もの文字を使用するうえ、それぞれの文字数が半端なく多いという難習得言語です。
 喋ることはわりとできるようになるようですが、書けないという外国人は大勢いるとのこと。
 ローマ字なんて軟弱な日本語表記も可能なので、日本語を勉強するアメリカ人は平仮名等を覚えないのだとか。
 さらには言うに事欠いて、全部アルファベットで統一してしまえばいい、などと合理主義が口付けたみたいなことをのたまいます。
 ローマ字には情緒も温度もないのです。
 ありがとう
 arigato

 一目瞭然ではありませんか。
 日本語は3つの文字を巧みに使い分けることで独自の美しさを持つのです。
 それでは、今日の日記のタイトルをもう一度見てみましょう。
 fukutsu
 これでは僕の苦しみは伝わりません。
 本当は腹痛と書きたかったのです。
 この世の終わりかと思えるほどの痛みでした。
 歌を歌って自分を勇気づけていたのですが、アメリカの国歌を歌ったら痛みが増しました。
 今日の日記はそのことへの逆恨みです。