終わらない春

 やってもやっても、終わらないことがあります。
 それは水面へと駆け上る気泡を水面下に押しとどめようとする無駄な努力のように、いくら頑張っても状況は好転などしないのです。
 それが仕事だとしたら?
 朝起きて、寝るまで、ひたすら気泡を水面下に押し込み続ける作業の繰り返し。
 げに恐ろしき。


 もう疲れてしまったよ、パトラッシュ。
 明日また