晴れていた?

 学校から帰ると夜になっていた。おかしい、確かに3時ごろに帰宅できていたはずであったのに、とあたりを見回すと、涎でしみを作った枕が転がっていた。自分が疲れていることをようやく悟った。
 2時間の仮眠を図らずともとってしまったため、元気に仕事をする。今日も一人分描きあげたので、もう一人描けば依頼数はコンプリート。とりあえず締め切りは守れそうで安心である。しかし、これで喰っていけるようになることが目標なだけに、時間の許す限り修正を加えて提出する所存だ。


 DEESは架空の会社で終わるのか、撒いた夢の種を根付かせることができるのか。大切な時期に差し迫ったようである。
 ぐだぐだはもういらない。自身の夢のためにも、一切の妥協はありえないと決意する。