なにやらフェイカーさんが答えて貰いたいらしい

 世界遺産に落書きですか。
 もうね、馬鹿としかいいようがないです。
 気分が高調してついやってしまったらしいですけど、愚かしいですね。
 やっていいことと悪いことの区別くらい、当たり前についていて然りですよ。
 世界遺産がどういうものなのかを考えれば、マジックで名前書いてキャッキャ☆なんてありえないことですから。
 良識のない人間は本当に恥ずかしいです。
 ただ、これは若者だから良識がないわけではないです。
 子供の責任は親にあります。
 ようするにこの馬鹿共は、親から何も躾けられていないんですよね。
 近所の犬を見ていればわかります。
 犬がどんなに従順ないい子になるとは言っても、ちゃんと躾けられていないあの犬は毎日僕に襲い掛かってきますから。
 親が子供に良い悪いを考える力を与えなかった。
 いや、与えられるモノを持ち合わせていなかったんでしょう。
 個人的な見解ですけど、所謂『団塊の世代』には自分勝手でマナーの悪い人がかなりいるように感じます。
 そういう親は子供をろくに躾けていないようです。
 ある種、落書きさん達も犠牲者の一人なのかもしれません。
 まあ、犠牲者だからと言ってやってはいけないことが許されるわけじゃないんですけどね。
 イタリア側の真摯で粋な対応を、彼女達がどう感じるのか、そこに注目したいところです。
 ただ、ラッキー、と思うだけだとは思いますけど……。