すべて運命だと呪うかい?

 神様のメモ帳を2巻まで読みました。
 なかなか面白いです。
 僕の運命はすべて神様がメモ帳に書きとめている。
 僕らは無意識のうちにそれに従って生きているに過ぎない。
 そんなはずはないと鼻で笑うことも、そのとおりだと神妙に納得してしまう場面もあるでしょう。
 運命は決まっているのか、決められているのか、決めるのか。
 内容はすでにメモ帳に書かれているのか、なんてのは実のところ問題じゃないですよね。
 なんて内容の本ではありません。
 ただニート達がニートらしくニート稼業に勤しむお話です。
 あとマルヤの方々がよく登場しています。
 とりあえずニート探偵アリスの可愛さは辛抱堪らん、ということです。
 等身大の主人公にも好感が持てます。
 彼のあの情けなさっぷりが凄く好きです。
 本当に彼は情けない人間なのか、読んだ人次第で変わると思いますよ。


 研究室にて。
 小石氏に似ている知り合いがいる。気になってしょうがない。
 なんて言われました。
 そんなこと言われても、生まれてきてごめんなさいとその人に謝っておいてください。としか言いようがありません。
 その偽小石氏の写真をなぜか見せられました。
 そんなことされても、わ! どこのモデルか俳優かと思ったら僕にそっくりだね。としか言いようがありません。
 彼は僕にその人物の写真を見せたことで満足したようです。
 モデルとか俳優とかの発言は見事にスルーされました。
 どうでもいいんですけど、あんまり似てないと思います。
 あと生まれてきてごめんなさい。


 TOMOが誕生日でした。
 お祝いのケーキの出費は正直なところ「清水の舞台をお前持ちで修理してくれ」と頼まれるくらい痛いものでしたが、喜んで貰えたようなので良しとします。
 僕は心優しすぎる人間なのです。あまりにも優しすぎるので時々自分が怖くなるほどです。
 研究室ではケーキと言葉だけでしたけど、そのうちいつものメンバーでTOMOを囲む日が来るでしょう。
 近藤さんもきっと来ると思います。
 楽しみにしておいてください。
 あとおめでとう。