友達がお泊りに

 友人が我が家に泊まりに来るというので、昨日から楽しみにしていました。
 僕以外の人間がこの家で眠るのは初めてです。
 ご飯は美味しいカレーにしよう。そう決めていました。
 冷蔵にある買いだめしておいた食材、鳥手羽、豚肉、ナス、ホウレンソウ、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ。
 すべてをぶち込み、買いそろえたスパイスを豪快に振りかけます。


 すべては愛のターm(ry
 

 完成した特別スパイシーなカレーと炊きたてご飯。歓迎ムード万端で挑みました。


 某お菓子メーカーに就職した友人は、毎日試作のお菓子や、研究のために他社のお菓子や、舌を肥えさせるためにお菓子なんかを食べているそうです。
 太る! 太るわ!
 と、日々課せられる甘味との戦いの日々にすっかり食欲を奪われているようでした。
 小石カレーを美味しいとは言ってくれましたが、腹は満ち満ちている様子が見てとれました。
 ちょっと残念。
 そして空気を読まない彼の同期が、飲み会をやっているからおいでよ。と声をかけてきて、親睦を深めなければ生きていけない日本人の僕らはその誘いを断ることもできず、友人は夜の10時に飲み会会場へとタクシーで行ってしまいました。


 今晩も一人で寝るのか。



 研修で受けたテストが0点だったなんて、誰にも言えない。