同期と語らる(一方的に)
秋葉からの帰り道、同期の男性と二人なのですが、普段は特に話すこともないので麻雀をやりながら帰ります。
ところが今日に限って同期がDSを忘れたとのことなので、仕方なく会話しながら電車に揺られたわけです。
人はそれぞれ異なる長さの物差しを持っていて、それによって人との心の距離を決めているという話や、政治家の汚職などに目が行きがちで日本の政治は駄目だと思いがちだが、実際こんなに住みやすく守られている国は他にないという話や、社会という輪の中に入りたくない、面倒臭いと感じてしまうが人は社会でしか生きていけないという話などを、僕が一方的に話しました。
彼は何事においても捉え方が楽観的というか、なんというか、話をしていて教育せねば! と思わせる人です。
相当に考えの甘い方なのだなーというのが率直な感想。
社会に属していても、自分だけは輪から外れて単独行動をとりたいという彼の言い分は理解できます。
というか僕もそうです。
でもそれじゃ生きていけないんですよ。
心は輪の外にあったとしても、体は輪の中でつながりを持たざるを得ないんです。
コミュニケーションは大切です。
人は社会から外れて一人になったとき、果たして人と言えるのか。
僕は人との繋がりが正直怖いですけど、それでもここにいなければいけない。
おそらく彼は僕の話に納得していないでしょう。
自分は人から外れて精神的に一人で生きていけると思っている様子がありありと感じられましたから。
とりあえずひとつ言えることは、消費税25%の国と5%の国の政策を比べること自体が間違っている、ということでしょうか。
日本人は無いものねだりが大好きですね。