感動している

 人間誰しも分岐点みたいなものを経験していると思う。もちろん僕にもあった。それは中学生のときの、とあるゲームとの出会いなのだが、この日記、不用意に名称出そうものなら簡単に検索かけてくれちゃうのでタイトルは明かせない。別に知られても構わないが、それによって偏見を持たれてしまう事が堪忍ならないのだ。まあ、つまりは一般には鼻をつままれてしまうようなゲームだと思ってくれて問題はない。
 ただ、僕はこのゲームをそういう風には考えていない。だから上辺だけを眺めて決定を下されてしまわれたくないのだ。とにかく、大人になったら絶対に入手しようと心に決めていたわけだ。ところが、大学の友達がそのゲームを持っていると、ひょんなことから知ってしまった。僕は2秒後には貸してくれと頼んでいた。我ながら手が速いなと思った。この素早さを人間関係に活用すればたちどころに溶け込むこともできるのにと思った。思っただけだった。
 そんなわけで今日はそのゲームをやった。6時間くらいやった。やり過ぎだとは怒らないで欲しい。何しろ中二から4年間も待ち望んだストーリーなのだ。僕はOPの歌に鳥肌を立てるほど感動していた。プレイしていて、やっぱりこれもひとつの愛情表現なのだと考えさせられる。