ただいま

先ほどはバイトに行く時間になってしまったため、日記を途中放棄しなければならなくなってしまった。そしてなぜ、何なのか。を今から書きます。

 そしてなぜ、僕はさくさく作業をしなかったのかと後悔した。本当ならもう2,3人描きあげているはずなのである。だが僕はしなかった。敵を目の前にしながら逃亡していたのだ。僕はそういう男であった。無駄に大きな自尊心のため責任感が強いくせに、責任を背負いきれずに投げ出してしまう駄目人間なのだ。いままでにも、親の期待やら小説の執筆やらイラストの締め切りやら夏休みの宿題やら飲み干した缶ジュースやらを、僕は投げ捨てて生きてきた。気が付けば、身の回りには僕に何一つ求めない物ばかりが残っていた。