ひとり

 ここに生きてる。ひとりで歩いてる。でも、隣を歩く人がいることを忘れてはいないから。
 つまりは、そういうことなんだと思う。


 心の声は誰にも聴こえないから、もどかしく思うかもしれない。そんな魂の叫びがもし具現化したのなら、どういうことになるのか。あまりに強い想いは、時に破滅へと導くその矛先を向けてしまうかもしれない。エルフェンリートはそのことを伝えたかったのではないかと思えました。