たくさん

 今日は日記のネタになるようなことがたくさん起こりました。しかし、あまりにたくさん起こりすぎたため書くのが面倒くさいのであえて語りません。いつか何も無かった日にぽつりぽつりと話そうと思います。
 そのうち今日話さなければならないことをひとつ。
 今日は法律のテストでした。理系の大学に通ってはいますが、やはり人間一般教養は身につけなければなりません。社会系の知識はドラえもんの秘密道具を幾つ知っているかと同等な重要度があると思います。
 友人のS君も同じ授業をとっていたので、というか僕らは一年間全く同じ履修をしています。やおい好きな女の子に知られたらきっと勘違いされているところでしょうが、残念なことに僕らはそういった関係ではありません。S君は男に興味がないらしいのでそういった感情を持つことがないらしいですので仕方がありません。僕はといえば魅力的であれば男も女も関係ないいわゆる両刀タイプです。
 誤解を招きそうな話を綴ってしまったのは、ブックオフげんしけん7巻を読んだからだと思います。オタクを彼氏にするのは大変なのだそうです。僕はオタクをやめるつもりはないので彼女はできないと思いました。そうそう、だからと言って、実際男に恋心を抱くことはないので安心してください。
 とにかく僕とS君は今日テストを受けなければなりませんでした。しかし、彼は来ませんでした。なんでも西武線が遅れたそうです。僕は西武線とは永遠のライバルである東武鉄道を利用していますが、遅れませんでした。今日のことで西武対東武の決着はついたでしょう。喜ばしい限りです。これからは西武を利用している人間を顎で使ってやろうと思います。
 彼はテストに間に合わなかったので追試を受けるために奔走していました。そして追試権受験票の購入に野口様を一枚支払ったそうです。今後S君は西武鉄道相手に慰謝料1000円を要求するつもりだと言っていました。さっそく学んだ法律を生かすときが来た。と意気込んでいました。転んでも只では起きない彼の貪欲な姿勢に僕は感動を覚えました。