いつだって僕は追い込まれて

 レポート!終わりません。どうしてでしょうか、頑張って机には向かってはいるのですが一向に進まないのです。そしてあれよあれよとこんな時間になってしまいました。ああ、僕の馬鹿。追い込まれないと気がすまないなんて妙な癖なんて、早く治したいとは思っているのですが。
 どうあがいても変わらない自分というものがあります。そんな自分が大嫌いで情けなくて、大声あげて泣き出したくなってしまうようなこと。次第に、考えること、やること、周りの人、みんなみんな信じられなくなって辛くなります。
 あがいても、もがいても変わらないからそんなに悩んでしまうわけで、ああ僕は一生醜い存在なんだ。と、どん底に自ら身を投げてしまうのです。
 どんなに情けなくて醜くても、それすらも自分なんだ、と笑えるようになるのはきっと、あがくのをやめた時。なにげない一言を聞いた時。ラジオで流れてきた曲に心奪われた時。あんなに頑なにこびりついていた劣等感は、どうってことない瞬間に、驚くほどあっさりと溶けていくのです。少なくとも僕の場合は。
 抜け出せなかったことはありません。まだ抜け切らない想いもあるけれど、これは一生胸に抱いておきたいと思える痛み。
 だから嫌な自分にも嫌な記憶にも負けないで。勝たなくてもいいから、投げては駄目です。僕も負けないでいきます。挫折はいいけど妥協は駄目