ラブコメ神

 ラブコメこそ世の真理です。
 世界中の出来事はすべてラブコメで構成されるべきだと思います。
 今こうして日記を書いていることも、ラブコメイベントの複線であるべきです。
 まさか、この日記が原因で、食パン加えたおてんば転校生と仲良くなれるとは思いません。
 ただ、読書が好きでいつも図書館にいるような内気な女の子と、突然の雨で帰宅できずにたまたま立ち寄った市立図書館で遭遇し、生来の読書好きが幸いして親しくなったものの、親の都合で彼女は転校することになり、駅のホームで告白するが無情にも電車の扉は二人の住む世界を二分してしまう。
 なんてことくらいなら起こりそうではありませんか。
 ラブコメには夢と現実とドキドキと、胸を締め付ける切なさが満ちています。
 満月の倍くらい満ちているのでは? と疑うくらい満ち満ちています。
 ところで満月が倍満ちたらどうなるんでしょう?
 月がふたつになったり、背景を埋め尽くすほどに大きくなったりするんだと今思いました。
 さすがラブコメ、ファンタジーちっくに世界観が彩られています。
 なんか脳みその調子がおかしいようなのでそろそろ寝ようと思います。