美味しいビールの注ぎ方

 サーバーの注ぎ口と45度に傾けたグラスの淵を接触させコックを手前に引きます。サーバーのコックは手前に引くとビールが、奥に押すと肌理細やかな泡が出るようになっています。つまり始めはビールだけを注ぐわけです。グラスの傾けた角度を45度に保ったままグラス全量の7割まで注ぎ込みます。注意するのはここまで注ぐ際、泡を立ててはいけないということです。泡立ってできてしまった泡は肌理が粗くすぐに消えてしまいます。7割まで注げたらグラスを立て、今度はコックを奥に押し泡だけを注ぎます。ビールという生物は空気に触れた途端に酸化していき美味しさが逃げていく習性があります。それを防ぐため泡で蓋をするわけです。ビールでビールを守る。素晴らしいです。最後に、泡がグラスから溢れる直前にコックをもう一度手前に引きます。注入口に残っている泡を出してしまうことと、ビールを少しだけ泡立てるためにこの動作は絶対に必要です。蓋(泡)とビールとの間に生まれる泡の層。この層があると泡が消えません。美味しさの秘密なのです。
 以上がプロが教える美味しいビールの注ぎ方です。皆さんもお店でビールを注文した際にはビールと泡の間に第三の層があるかを確かめてみてください。それだけでそのお店のビールが美味しいかが分かります。
 そうなのです。どぼどぼ注いで泡立ててビールと泡を7:3にすればいいというわけではないのです。


 教習所に行きました。7月の終わりには免許を取りに鴻巣にいけるようにやっています。僕の身体能力や精神面は割りと事故を起こしやすいタイプのようです。事故は恐いですから、ゆっくりゆっくりいこうかと思います。
 はてなTシャツ欲しい!これはいいですね。欲しいです。